クライアントVPNのOS別設定
この記事では、一般的に使用されるオペレーティング システムでクライアントVPN接続を設定するための手順を概説します。クライアントVPNの詳細については、クライアントVPNの概要ドキュメンテーションを参照してください。
トラブルシューティングについては、「クライアントVPNのトラブルシューティング」ドキュメンテーションを参照してください。
Android
クライアントVPNに接続するためにAndroidデバイスを設定するには、以下の手順に従います。
- 設定 -> ワイヤレス&ネットワーク -> VPNに移動します。
- プラス アイコンをクリックして、VPNプロファイルを追加します。
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名前:この接続の名前。「Work VPN」など何でもかまいません。
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タイプ:L2TP/IPSEC PSKを選択します。
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サーバー アドレス:ホスト名(.comなど)またはアクティブなWAN IP(XXX.XXX.XXXなど)を入力します。 WANのフェールオーバーの際の信頼性が高いので、アクティブなWAN IPよりも、ホスト名を使用することをお勧めします。 管理者は、ダッシュボードのSecurity appliance(セキュリティ アプライアンス) > Monitor(監視) > Appliance status(機器のステータス)で確認できます。
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IPsec事前共有鍵:Security appliance(セキュリティ アプライアンス) > Configure(設定) > Client VPN(クライアントVPN)設定で管理者が作成した事前共有鍵を入力します。
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「保存」を押します。
接続すると、認証情報の入力を求められます。
Chrome OS
Chrome OSベースのデバイスは、MXセキュリティ アプライアンスのクライアントVPN機能に接続するように設定できます。これにより、リモート ユーザは安全にLANに接続できます。この記事では、Chrome OSデバイスでVPN接続を設定する方法について扱います。MXのクライアントVPN機能をセットアップする方法や、他のオペレーティング システムから接続する方法については、MXドキュメンテーションを参照してください。
- まだサインインしていない場合、Chromebookにサインインします。
- 画面の下部にあるステータス領域(アカウントの写真がある場所)をクリックします。
- 設定を選択します。
- 「インターネット接続」セクションで、接続を追加をクリックします。
- プライベート ネットワークを追加を選択します。
- 表示されるボックスで、以下の情報を入力します。
- サーバー ホスト名:ホスト名(.comなど)またはアクティブなWAN IP(XXX.XXX.XXXなど)を入力します。 WANのフェールオーバーの際の信頼性が高いので、アクティブなWAN IPよりも、ホスト名を使用することをお勧めします。 管理者は、ダッシュボードのSecurity appliance(セキュリティ アプライアンス) > Monitor(監視) > Appliance status(機器のステータス)で確認できます。
- サービス名:この接続の名前。「Work VPN」など何でもかまいません。
- プロバイダの種類:L2TP/IPsec + 事前共有鍵を選択します。
- 事前共有鍵:Security appliance(セキュリティ アプライアンス) >Configure(設定) > Client VPN(クライアントVPN)設定で管理者が作成した共有シークレットを入力します。
- ユーザー名:VPNに接続するための認証情報。Meraki認証を使用する場合、これはメール アドレスです。
- パスワード:VPNに接続するための認証情報。
- 接続をクリックします。
Chrome OSでのVPN接続の設定について詳しくは、Googleのサポート ページを参照してください。
iOS
クライアントVPNに接続するためにiOSデバイスを設定するには、以下の手順に従います。
- 設定 -> 一般-> VPN -> VPN構成を追加...に移動します。
- タイプ:L2TPに設定します。
- 説明:この接続の名前。「Work VPN」など何でもかまいません。
- サーバー:ホスト名(.comなど)またはアクティブなWAN IP(XXX.XXX.XXXなど)を入力します。 WANのフェールオーバーの際の信頼性が高いので、アクティブなWAN IPよりも、ホスト名を使用することをお勧めします。 管理者は、ダッシュボードのSecurity appliance(セキュリティ アプライアンス) > Monitor(監視) > Appliance status(機器のステータス)で確認できます。
- アカウント:ユーザ名を入力します。
- パスワード:必要な場合、入力します。パスワードを空欄のままにした場合、デバイスがクライアントVPNに接続しようとするたびに、パスワードを入力する必要があります。
- シークレット:Security appliance(セキュリティ アプライアンス) >Configure(設定) > Client VPN(クライアントVPN)設定で管理者が作成した共有シークレットを入力します。
- すべての信号を送信がオンになっていることを確認します。
- 設定を保存します。
以下の手順はMac OS 10.7.3(Lion)でテスト済みです。
Macのアプリケーション メニューからシステム環境設定 > ネットワークを開きます。「+」ボタンをクリックして新しいサービスを作成し、インターフェース タイプとしてVPNを選択し、プルダウン メニューからL2TP over IPsecを選択します。
- サーバー アドレス:ホスト名(.comなど)またはアクティブなWAN IP(XXX.XXX.XXXなど)を入力します。 WANのフェールオーバーの際の信頼性が高いので、アクティブなWAN IPよりも、ホスト名を使用することをお勧めします。 管理者は、ダッシュボードのSecurity appliance(セキュリティ アプライアンス) > Monitor(監視) > Appliance status(機器のステータス)で確認できます。
- アカウント名:ユーザのアカウント名を入力します(AD、RADIUS、またはMerakiクラウド認証に基づきます)。
- User Authentication(ユーザ認証) > Password(パスワード):ユーザ パスワード(AD、RADIUS、またはMerakiクラウド認証に基づく)。
- マシン認証 > 共有シークレット:Security appliance(セキュリティ アプライアンス) >Configure(設定) > Client VPN(クライアントVPN)設定で管理者が作成した共有シークレットを入力します。
スタート メニュー > コントロール パネルを開き、ネットワークとインターネットをクリックし、ネットワークの状態とタスクの表示をクリックします。
接続またはネットワークのセットアップのダイアログ ウィンドウで、職場に接続します(職場へのダイアルアップまたはVPN接続をセットアップします)を選択します。
職場への接続ダイアログ ウィンドウで、インターネット接続(VPN)を使用しますを選択します。
職場への接続ダイアログ ボックスで、以下を入力します。
- インターネット アドレス: ホスト名(.comなど)またはアクティブなWAN IP(XXX.XXX.XXXなど)を入力します。 WANのフェールオーバーの際の信頼性が高いので、アクティブなWAN IPよりも、ホスト名を使用することをお勧めします。 管理者は、ダッシュボードのSecurity appliance(セキュリティ アプライアンス) > Monitor(監視) > Appliance status(機器のステータス)で確認できます。
- 接続先の名前:この接続の名前。「Work VPN」など何でもかまいません。
次へをクリックします。次のダイアログ ウィンドウで、ユーザ認証情報を入力して、作成をクリックします。
スタート メニュー > ネットワークと共有センターを開き、設定をクリックします。
接続またはネットワークのセットアップのダイアログ ウィンドウで、職場に接続しますを選択します。
(職場へのダイアルアップまたはVPN接続をセットアップします)。
職場への接続ダイアログ ウィンドウで、インターネット接続(VPN)を使用しますを選択します。
職場への接続ダイアログ ボックスで、以下を入力します。
- インターネット アドレス: ホスト名(.comなど)またはアクティブなWAN IP(XXX.XXX.XXXなど)を入力します。 WANのフェールオーバーの際の信頼性が高いので、アクティブなWAN IPよりも、ホスト名を使用することをお勧めします。 管理者は、ダッシュボードのSecurity appliance(セキュリティ アプライアンス) > Monitor(監視) > Appliance status(機器のステータス)で確認できます。
- 接続先の名前:この接続の名前。「Work VPN」など何でもかまいません。
ネットワークと共有センターに戻り、アダプターの設定の変更をクリックします。
Windows 10
スタート メニューを開き、 「VPN」を検索し、仮想プライベート ネットワーク(VPN)の変更をクリックします。
VPN設定ページで、VPN接続を追加するをクリックします。
「VPN接続を追加する」のダイアログで、次のようにします。
- VPNプロバイダー: Windows(ビルトイン)に設定します。
- 接続名:この接続の名前。「Work VPN」など何でもかまいません。
- サーバー名またはアドレス: ホスト名(.comなど)またはアクティブなWAN IP(XXX.XXX.XXXなど)を入力します。 WANのフェールオーバーの際の信頼性が高いので、アクティブなWAN IPよりも、ホスト名を使用することをお勧めします。 管理者は、ダッシュボードのSecurity appliance(セキュリティ アプライアンス) > Monitor(監視) > Appliance status(機器のステータス)で確認できます。
- VPNの種類: 「事前共有キーを使ったL2TP/IPsec」を選択します。
- ユーザー名とパスワード:(オプション)
保存を押します。
VPN接続が作成されたら、関連設定の下にあるアダプターのオプションを変更するをクリックします。
アダプターのリストからVPN接続を右クリックして、プロパティをクリックします。
詳細プロパティダイアログ ボックスで、認証に事前共有キーを使うを選択し、Security appliance(セキュリティ アプライアンス) > Configure(設定) > Client VPN(クライアントVPN)設定で管理者が作成した事前共有キーを入力します。
ネットワーク接続ウィンドウに戻り、VPN接続を右クリックして、接続/切断をクリックします。
VPNプロファイルを見つけて、接続をクリックします。
スタート メニュー > コントロール パネルを開き、ネットワーク接続をクリックします。
ネットワーク タスクのセクションで、新しい接続を作成するをクリックします。
新しい接続ウィザードウィンドウで、職場のネットワークへ接続するを選択します。
次のセクションで、仮想プライベート ネットワーク接続を選択します。
次に、この接続の名前を指定します。 この接続の名前。「Work VPN」など何でもかまいません。
ホスト名(.comなど)またはアクティブなWAN IP(XXX.XXX.XXXなど)を入力します。 WANのフェールオーバーの際の信頼性が高いので、アクティブなWAN IPよりも、ホスト名を使用することをお勧めします。 管理者は、ダッシュボードのSecurity appliance(セキュリティ アプライアンス) > Monitor(監視) > Appliance status(機器のステータス)で確認できます。
<接続名>へ接続ボックスで、プロパティをクリックします。
全般タブで、ホスト名(.comなど)またはアクティブなWAN IP(XXX.XXX.XXXなど)を確認します。 WANのフェールオーバーの際の信頼性が高いので、アクティブなWAN IPよりも、ホスト名を使用することをお勧めします。 管理者は、ダッシュボードのSecurity appliance(セキュリティ アプライアンス) > Monitor(監視) > Appliance status(機器のステータス)で確認できます。
Linux
クライアントVPNではL2TP over IPsec規格が使用されるため、この規格を適切にサポートするすべてのLinuxクライアントが使用できます。新しいバージョンのUbuntuでは、L2TP/IPをサポートするVPNクライアントが付属していないため、このプロトコルをサポートするサードパーティのVPNクライアントが必要になります。
注: Meraki クラウド コントローラ認証を使用した場合、xl2tpパッケージはユーザ認証情報をMXに正しく送信しないため、認証要求は失敗します。 正しく認証するには、代わりにActive DirectoryまたはRADIUS認証を使用できます。