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Cisco Meraki Documentation

製品別のファームウェア制限

このページは Product Firmware Version Restrictions を 2025年08月19日時点で翻訳したものです。

概要

各 Cisco Meraki 製品には、稼働可能な最小ファームウェアバージョンが設定されています。このバージョンは、ダッシュボードネットワークで設定されているファームウェアとは異なる場合があります。デバイスは対応する最小ファームウェアバージョンで動作し、これはネットワークで設定されたファームウェアより新しい場合もあります。本記事では、サポートされている各製品とその最小ファームウェアバージョンを一覧でご案内します。

さらに、販売終了となった一部デバイスには、サポートされる最大ファームウェアバージョンが存在します。その場合、ノードは指定された最大バージョンより新しいファームウェアを実行できません。ご利用中のネットワークのファームウェアバージョンは、レガシー製品に関するお知らせ(Legacy products notice) セクションのリリースノートでご確認ください。現行のファームウェアバージョンと、これらのノードが動作可能な古いファームウェアを比較してください。例えば、MX84 アプライアンスで MX 18.211.6 を設定していても、実際には MX 18.107.13 で動作します。

この画像は、販売終了となったデバイスは最大ファームウェアバージョンがあり、ネットワーク設定されたファームウェアよりも低い場合があることを示しています。MX84の例で解説しています。

Meraki では、ネットワークで稼働中の ファームウェアバージョン を確認するには、オーガナイゼーション > ファームウェア アップグレード ページを参照することを推奨しています。個々のデバイスで表示されるファームウェアのメッセージよりも、ファームウェア アップグレード ページで最新ビルドを確認する方法が最適です。

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MG

製品 稼働可能な最小ファームウェア 稼働可能な最大ファームウェア
MG21 MG 1.9 現行
MG41 MG 2.0 現行
MG51 MG 3.0 現行
MG52 MG 3.200 現行

MR/CW

製品 稼働可能な最小ファームウェア 稼働可能な最大ファームウェア

MR12

MR16

MR24

MR62

MR66

MR 20 MR 26

MR18

MR26

MR34

MR 22 MR 26

MR32

MR72

MR 23 MR 26

MR42

MR52

MR53

MR84

MR 24 MR 30

MR30H

MR33

MR74

MR 25.1 MR 30

MR42E

MR53E

MR20

MR70

MR 26 MR 30

MR45

MR55

MR 26.3 MR 31

MR36

MR46

MR56

MR46E

MR76

MR86

MR 26.7 現行
MR44 MR 27.5 現行
MR36H MR 28.5 現行
MR57 MR 28.6.1 現行

CW9166I および CW9164

MR28

MR78

MR 28.7.1 現行
CW9162 MR 29.5 現行
CW9166D1 MR 30.5 現行
CW9163E MR 30.5 現行
CW9172I MR31 現行
CW9176I MR31 現行
CW9176D1 MR31 現行
CW9178I MR31 現行

MR44 の初期導入時は、802.3at 対応(PoE+)スイッチまたは電源インジェクタに接続する、MR44 を追加するネットワークのファームウェアをMR 27.6 以上に設定してください。

これは、MR44 のデフォルトファームウェアイメージは低電力モードをサポートしていますが、MR 27.5/27.5.1 以下のファームウェアは低電力モードをサポートしていません。そのため、802.3af スイッチや電源インジェクタで MR44 を 27.5/27.5.1 以下のファームウェアで運用すると、再起動やパフォーマンス低下など予期しない動作が発生する可能性があります。

上記理由により、802.3af(PoE)スイッチや電源インジェクタで給電している MR44 AP を含むネットワークは、27.5/27.5.1 以下のファームウェアへダウングレードしないでください

MS

製品 稼働可能な最小ファームウェア 稼働可能な最大ファームウェア
 
MS420 MS 5 MS 15.23

MS22

MS42

MS220

MS320

MS 5 MS 17.2.2

MS 17.2.1 はこれらの機種で利用できず、ネットワークで MS 17.2.1 が設定されている場合、「設定済みバージョンを実行していません」と表示されます。

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MS350 MS 5 現行

MS210**

MS225**

MS250

MS 9

現行
MS120

MS 9.36

現行
MS125

MS 11.22

現行
MS130

MS 15.23

現行
MS150 MS 17.1.4 現行

MS410

MS425

MS 8 現行
MS355 MS 11 現行
MS450 MS 11 現行
MS390 MS 11.29.1

現行

C9300-M/L CS 16.3 現行

 

Cisco Catalyst

製品 稼働可能な最小ファームウェア 稼働可能な最大ファームウェア
24 ポートモデル(C9300-24P、C9300-24T、C9300-24U、C9300-24UX) CS 15.21.11 現行
48 ポートモデル(C9300-48P、C9300-48T、C9300-48UXM) CS 15.21.11 現行
48 ポートモデル(C9300-48UN) CS 16.3 現行
ファイバーモデル(C9300-24S、C930048S、C9300X-24Y、C9300-24Y) CS 16.3 現行

MV

製品 稼働可能な最小ファームウェア 稼働可能な最大ファームウェア

第1世代 (MV21, MV71)

MV 1.0

MV 4.15

第2世代 (MV2, MV12, MV22, MV32, MV52, MV72)

MV 3.2* 現行
第3世代 (MV63, MV93) MV 5.0 現行

* 一方向ファームウェアアップグレードにより、5.x 以上にアップグレードした場合は 5.0 未満へ、4.x 以上にアップグレードした場合は 4.0 未満へダウングレードできなくなります。

MX

製品 稼働可能な最小ファームウェア 稼働可能な最大ファームウェア

MX60/W

MX80

MX90

Z1

MX 10

MX 14*

MX400

MX600

MX 10 MX 16
MX100 MX 10 MX 18.1***

MX64/W

MX65/W

MX84

MX 12.1.2 MX 18.1***

MX250

MX450

MX 14.19

現行
Z3

MX 14.16**

MX 19.2

MX67/W/C

MX68/W/CW

MX 14.32, MX 15.11 現行
Z3C MX 14.33, MX 15.11 MX 19.2

MX75

MX85

MX 16.8 現行

MX95

MX105

MX 16.9 現行
Z4 MX 18.107.2 現行
Z4C MX 18.206 現行
VMX-100 MX 15.37 MX 18.1
VMX-S/M/L MX 15.37 現行

* Z1、MX60/W、MX80、MX90 は MX 15 ファームウェアやそれ以降のメジャーリリースにはアップグレードできません。これらのデバイスを含むネットワークで新しいファームウェアが設定された場合、最新の MX 14 メンテナンスリリースが自動で適用されます。

** Z3 は MX 14.31 または 15.8 以上にアップデート後、MX 14.31 または 15.8 未満には戻せません。

*** MX64/W、MX65/W、MX84、MX100、vMX100 デバイスは MX 18.2 ファームウェアやそれ以降にはアップグレードできません。これらのデバイスが含まれるネットワークが新しいバージョンに設定されている場合、自動的に MX 18.1 ファームウェアが適用されます。実際に適用される MX 18.1 の詳細は各ファームウェアバージョンのリリースノートでご確認ください。例:MX100 デバイスを含むネットワークを MX 18.211.2 にアップグレードした場合、MX 18.107.10 で動作します。

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