Meraki Go - GR Wi-FiデバイスのIPアドレスの取得方法
Meraki Goアクセス ポイントは特異の条件下では、予期しない動作が発生する可能性があります。Meraki Goデバイスを常に最適な設定とパフォーマンスに維持できるように、Meraki Goアプリに回避する機能が搭載されています。
Note: Meraki Goは、ネットワーク ルータの代用として Meraki Goアクセス ポイントを使用することを推奨していません。推奨される構成は、すでにNATを実行するように設定したネットワークデバイス(インターネットサービスプロバイダから提供されるルータ/モデム、設置済みの既存のルータなど)の配下に Meraki Goアクセス ポイントを配置することです。
自動 NAT モードとは
自動 NAT モードは Meraki Goネットワーク(LAN配下)にNATモードが必要だと認識した場合、自動で、NAT機能をONにします。この設定をブリッジモードに戻したい場合はご自身で設定変更する必要があります。
ブリッジ モードを利用できないケース
Meraki GoアクセスポイントにパブリックIP(以下の範囲に含まれていないIP)アドレスが割り当てられている場合、ネットワーク上の残りのデバイスは インターネットサービスプロバイダから支給されるIPアドレスの利用(受け取ること)ができない場合があります(ほとんどの インターネットサービスプロバイダはルータ/モデムごとに 1 つのパブリック IP アドレスのみを提供しています)。Meraki Goアクセスポイントを強制的にNATモードにすることで、Meraki Goアクセスポイントがネットワーク配下の残りのデバイスに IPアドレスを割り当て、デバイスがインターネットに接続できるようにします。
自動 NAT モードの動作要件
Meraki Go アクセス ポイントに以下の範囲のIPが割り当てられていない場合、自動NATモードが有効になります。:
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10.0.0.0 - 10.255.255.255
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172.16.0.0 - 172.31.255.255
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192.168.0.0 - 192.168.255.255
Meraki Go アクセス ポイントの IP アドレスは、ハードウェア(Hardware)タブでデバイスを選択し、LAN IPまでスクロールして確認できます。
自動 NAT動作時のデバイス間通信
デバイス間通信とは?
通常、NATモードに設定されたネットワークでは、ネットワークに接続されたワイヤレス クライアント間の通信が制限されます。ワイヤレス クライアントはインターネットアクセスのみ可能です。
デバイス間通信は、Meraki Goネットワークを設定して、ワイヤレス クライアントが相互に通信できるようにする機能です(例えば、ワイヤレス スピーカーやワイヤレス プリンタを利用するときに必要な機能です)。
設定オプションの表示に関して
デバイス間通信を有効にする設定は、1つまたは複数のMeraki Goアクセス ポイントが自動NATモードに設定された場合にのみ表示・利用できます。自動NATモードの詳細については、, こちらをご覧ください。
When 自動NATモードに設定されていない場合、 この設定オプションは表示されません。ブリッジモードでは、デバイスの相互の通信は可能になっている場合が多いです(インターネットサービスプロバイダから提供されるルータ/モデム等の設定によります)。
デバイス間通信の設定
デバイス間通信は、 ネットワーク(Networks) で設定するネットワークを選択し、 設定(Settings) > 詳細設定(Advanced settings) > デバイス間通信(Device to device communication)を選択します。