スイッチのポートプロファイル
概要
ポート・プロファイルは、非常に反復的でエラーが発生しやすいポート設定の問題を解決することを目的としています。ポート・プロファイルを使用すれば、各サイトで同じポート設定や属性があるかどうかにかかわらず、1 度属性セット(プロファイル)を作成すれば、それを 1 つまたは数千のポートにバインドすることができるため、初期設定や継続的な設定が簡単になります。
ポートプロファイルは オーガナイゼーション > 新機能を試す から有効にできます。
要件、制限、およびガイドライン
- ハードウェア 要件: ポートプロファイルは MS120, MS125, MS210, MS225, MS250, MS350, MS355, MS410, MS425,MS450 シリーズのスイッチで利用可能です
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ソフトウェア要件: ポートプロファイルを利用する上で必須ファームウェアの要件はありませんが、 MS15.21.1 以降であることが推奨されます。
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2023 年 7 月現在、ポートプロファイルは設定テンプレートおよび、設定テンプレートに紐づくネットワークではご利用いただけません。これは今後対応する予定です。
設定
ポートプロファイルの作成
- スイッチ > ポートプロファイルへ移動する
- ”プロファイルを追加" から新しいプロファイルを作成する
- プロファイル名など必要な設定を入力し、保存をクリックする
ポートプロファイルをスイッチポートに適用する
- スイッチ > スイッチポートへ移動する
- プロファイルを適用したいポートをすべて選択し、編集 をクリックする
- ポートプロファイルを "有効" にし、ポートプロファイルの一覧を表示する
- 適用したいポートプロファイルをクリックし、”更新”をクリックする
一つのスイッチポートにポートプロファイルを適用する場合は以下の方法でも可能です。
- スイッチ > スイッチをクリックする
- 対象のスイッチをクリックし、プロファイルを適用したいポートをクリックする
- 設定の右側にある鉛筆アイコンをクリックする
- ポートプロファイルを "有効" にし、ポートプロファイルの一覧を表示する
- 適用したいポートプロファイルをクリックし、”更新”をクリックする
ポートプロファイルの編集
- スイッチ > ポートプロファイルをクリックする
- 変更したいポートプロファイルの鉛筆アイコンをクリックする
- 設定を変更し、”保存”をクリックする
プロファイルを変更すると、そのプロファイルが適用されたすべてのポートに即座に反映されます。
監視と確認
ポート・プロファイルを使用するように設定されたポートの詳細UIには、その機能が元の設定を上書きしていることを強調するバナーが表示されます。この画面のポート設定は、ポート・プロファイルによって実装された設定を反映するように更新されます。
See configuration comparisons をクリックすると、設定の違いを一覧で確認できます。
スイッチ > ポートプロファイル に移動すると、各プロファイルの利用状況を確認できます。プロファイル毎にそのプロファイルが適用されているポートの数が表示されており、プロファイル名をクリックすると、スイッチポートページにリダイレクトされ、クリックしたポートプロファイルが適用されているポートを抽出できます。