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Cisco Meraki Documentation

クライアントリストページ

このドキュメントは原文を 2024年09月03日付けで翻訳したものです。

最新の情報は原文をご確認ください。

MRアクセスポイント、MX/Zセキュリティアプライアンス、MSスイッチにおけるクライアントページでは、カスタマイズ可能なインターフェースを通じて特定のデバイスタイプやトラフィック種別毎にCisco Meraki ネットワークに接続されているクライアントを追跡できます。このページでは、接続されているクライアントデバイスのネットワークの利用状況を2 時間、1 日、1 週間、または 1 ヶ月の時間間隔でフィルタリングすることができます。クライアント利用状況ページを表示するには、Merakiダッシュボードで「ネットワーク全体」>「監視」>「クライアント」にアクセスしてください。

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クライアントページ

クライアントページには以下の機能が含まれています:

  • 与えられた時間範囲にわたるネットワーク帯域幅の使用状況とその変動を表示するサマリーグラフ

  • 接続されているクライアントの一覧

  • MACアドレス、OS、デバイスタイプ、またはNetBIOS/Bonjour名によるクライアントの検索(詳細は以下の検索ツールセクションを参照)

  • 管理者が指定した時間範囲内に接続されていたクライアントのみを抽出(2時間、1日、1週間、または1ヶ月から選択できます)

  • 表示させる情報をカスタマイズ可能なクライアントデバイスリスト。列のヘッダーをクリックして各列を並び替えたり、歯車アイコンをクリックして表示させるオプションを追加または削除できます。

  • デバイスリストの行にマウスを合わせると、グラフに新しい線が表示されます。この線は、強調表示されたデバイスが使用した総帯域幅に対する割合を示しています。

    • ダッシュボードの外でさらなる処理や分析を行うために、リストデータをXML/CSV形式でエクスポートします。ダウンロード > XML あるいはCSVをクリックしてデータを取得します。Microsoft ExcelなどのほとんどのスプレッドシートプログラムはXML/CSVファイルを開くことができます。

クライアントリストの活用

クライアントリストには、クライアントの状態、ネットワークの使用状況、オペレーティングシステム(OS)、IPアドレスとMACアドレスの他に、列を追加することで表示できるその他の統計情報など、役立つ情報が表示されます。クライアントはインターネットトラフィックを通過した後にリストに表示されます。たとえばLANプリンターのようなデバイスがインターネットトラフィックを一切通過させない場合、そのデバイスはリストに表示されません。

 

クライアントページに表示されるクライアントは、下の図にあるように現在オンラインかどうかを示す現在の状態を表示します。クライアントのアクティビティ閾値は1分です。クライアントが1分以上トラフィックを通過させない場合、そのクライアントはオンラインでない(オフライン)とみなされます。オフラインクライアントのステータスアイコンは灰色で表示されます。さらに、クライアントの「最終接続時刻」コラムには、そのクライアントがネットワーク上で最後に確認された時間が表示されます。アクティブなクライアントは「最終接続時刻」コラムに「now」(現在)と表示されます。

 

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統合ダッシュボードビューを使用している場合、クライアントの状態には、クライアントが現在接続している接続タイプ(有線または無線)も表示されます。クライアントが現在オンラインでない場合は、クライアントが最後に接続していた接続タイプが表示されます。下の図の接続状態は、有線および無線のクライアントの両方を示しています。

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注記: Meraki DHCPを使用しているSSIDでは、クライアントはMACアドレスではなくIPアドレスによって識別されます。これにより、同じMACアドレスを持つ単一のクライアントに対して、異なるIPアドレスを持つ複数のエントリが発生することがあります。これにより、ダッシュボードには、以下に示すように、異なるIPアドレスと同じMACアドレスに関連付けられた複数のクライアントが表示されることがあります。
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クライアントリストのフィルタリング

クライアントのリストは、時間間隔、アクセスタイプ、SSIDに基づいてカスタマイズすることができます。これらのパラメータを変更するには、画面上部の適切なドロップダウンメニューを使用します。

時間間隔を設定することで、特定の期間中にアクティブだったクライアントを表示することができます。時間のドロップダウンメニューには、下の図に示すような一般的な間隔があります。

 

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また、以下に示すように、表示したいクライアントのタイプを指定することもできます。これには、特定のデバイスタイプ(無線、スイッチなど)によって検出されたクライアント、特定のSSID(無線のみ)のクライアント、またはポリシー(許可リストブロック、またはグループポリシー)が適用されたクライアントのフィルタリングが含まれます。

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クライアントの検索

現在のクライアントリストでクライアントを検索するには、検索ツールを使用します。任意の語句で検索が可能で、検索ツールはすべてのフィールドにわたって検索語句に一致するクライアントとの一致を試みます。下の図に示すように、「クライアントを検索」ボックスの矢印をクリックすることで、複数の項目を指定することもできます。

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列の変更

クライアントリストは、ネットワーク上のトラフィックに関するより詳細な情報を提供するために、列を加えることでさらにカスタマイズできます。列を追加または削除するには、+記号をクリックし、下の図が示すように表示させたい列を選択します。列を移動するには、単に各列のヘッダーをドラッグして新しい位置にドロップします。

クライアント情報のエクスポート

クライアントページのリストデータは、「ダウンロード」ボタンをクリックしてXML形式またはCSV形式を選択することでエクスポートできます。

クライアント詳細ページ

クライアントデバイスリストの特定のデバイスをクリックすると、そのデバイスに関する追加情報を取得できます。このページでは、デバイスのネットワーク使用状況やMACアドレス、IPアドレス、ホスト名など、クライアントデバイスに関する詳細情報を提供します。詳しい情報については、クライアント詳細ページのドキュメントをご覧ください。

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クライアントの管理

クライアントページでは、接続しているクライアントを個々にあるいは一括で管理するために下記に記載されているオプションを利用可能です。

クライアントに適用されるポリシーの変更

ダッシュボードの「ネットワーク全体 > 監視 > クライアント」ページにある「ポリシー」メニューを使用して、単一あるいは複数のクライアントに適用されているポリシーを変更することができます。クライアントには通常のアクセス(ノーマル)あるいは許可/ブロックリストへの登録ができます。また、グループポリシーを適用したり、クライアントが接続しているSSIDに基づいて異なるポリシーを適用することもできます。詳細については、こちらのドキュメントをご覧ください。

 

注記: スイッチはクライアントにグループポリシーを適用することはできません。これはアクセスポイントとセキュリティアプライアンスに接続しているクライアントに適用されます。

 

クライアントに適用されるポリシーを変更するには:

  1. クライアントリストで一つ以上のクライアントにチェックマークを付けます。

  2. 「ポリシー」ボタンをクリックします。

  3. 以下に示すように、希望するポリシーを選択します:

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  1. ポリシーを適用を押下します。

 

クライアントの追加

クライアントを追加するには以下の手順を実行します。これらの手順は、無線ネットワークおよび統合ネットワークのオーガナイゼーション管理者のみが行えます。

 

クライアントリストにクライアントを追加するには:

  1. 右上にある「クライアントの追加」ボタンをクリックします。

  2. クライアントの名前、MACアドレス、アクセスポリシーを入力します。以下の画像は「クライアントの追加」タブを示しています:

  3. 「保存」をクリックします。

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注記:

通常のポリシーが適用されている場合、クライアントはネットワークに接続するまで「すべてのクライアント」の欄には表示されません。

ノーマル以外のポリシーが適用されている場合、手動で追加したがまだネットワークに参加していないクライアントを「ポリシーが適用されたすべてのクライアント」ビューで確認できます。

 

トラブルシューティング

 

クライアントリストに1台のクライアントデバイスのみが表示される場合

MXのLAN側にレイヤー3スイッチまたはルーターがある場合、そのデバイスを介して複数のコンピューターや他のデバイスが接続していても、クライアントページには1台のデバイスのみが表示されることがあります。

MXセキュリティアプライアンスはデフォルトで、クライアントデバイスをそのMACアドレスに基づいて追跡します。これは、クライアントデバイスがレイヤー2レベルで発見可能であることを意味します。

このような挙動を避けるためのさまざまなクライアント追跡オプションがありますので、詳細についてはこちらのドキュメントをご覧ください。

 

クライアントがオフラインであるにもかかわらず、クライアントの詳細がアクティブでオンラインステータスを示している場合

クライアントリストのデータは時間をかけて集約されるため、情報は「リアルタイム」ではありません。そのため、クライアントのオンライン/オフラインステータスにはわずかな遅延があります。このデータは数分ごとに自動的に更新されます。

 

過去5分間にデータ転送があった有線クライアントはオンラインとして通常表示されます。「最終接続日時」のタイムスタンプが過去5分以内であることを確認し、クライアントが適切なステータスを反映していることを確認してください。

 

無線クライアントのオンライン/オフラインステータスは、Meraki無線ネットワークへの認証状況に依存します。

 

クライアントリストでクライアントの使用量がゼロと表示されるが、クライアントはトラフィックを通過している場合

データ使用量とトラフィック分析を保証するために、特定のタイプのクライアントトラフィックはフィルタリングされ、ネットワーク使用量にはカウントされません。使用情報は、クライアントが動作しているネットワーク層に応じて異なる方法で記録されます。トラフィックの例は以下の通りです:

  • スプラッシュページやキャプティブポータルの背後で動作している未承認のクライアント

  • DNS

  • DHCP

  • ARP

これらは、スイッチクライアントには適用されないことに注意してください。

 

デバイスの詳細ページで見られるネットワーク使用量は、クライアントページで見られる使用量と一致しない場合

クライアントの詳細ページに表示されているネットワーク使用量クライアントリストページ上の使用量は一致しない場合があります。

クライアントの詳細ページ上のネットワーク使用量には、閲覧しているデバイスからの外向きトラフィックのみが含まれます(例えば、MXデバイスからのインターネットトラフィックなど)。一方、クライアントページ上の使用量には、ネットワークを離れない内部トラフィックも含まれる可能性があります(例えば、VLAN間のトラフィックやローカルでのカメラストリーミングなど)。

 

参照情報

クライアント使用状況ページについて、以下のドキュメントもご参照ください。

Allow listing and Blocking for wireless networks

Traffic Analytics