オフライン時のログ取得
このページは Out-of-Band Log Fetching の抄訳です。
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概要
Meraki デバイス内のローカルステータスページ上から暗号化されたログファイルをダウンロードできます。このログファイルは Meraki デバイスが Meraki Cloud に到達できない時に、当該デバイス上で発生している問題に対しトラブルシューティングを行う際に有用である場合があります。問い合わせした際に Meraki サポートからログ取得を依頼する場合があります。ダウンロードしたログファイルは Meraki サポートでのみ復号・調査が可能です。
ログファイルは以下のデバイスでダウンロード可能です。
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MS10.31 以降のファームウェアで稼働している MS スイッチ
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MX13.36 以降 あるいは MX 14.34 以降のファームウェアで稼働している MX および Z3 アプライアンス
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MG 1.9 以降のファームウェアで稼働している MG セルラーゲトウェイ
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MR 26.0 以降で稼働しているほとんどの MR アクセスポイント
以下のモデルについてはログ取得をサポートしていません。
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Z1
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MR11
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MR12
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MR14
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MR16
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MR18
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MR62
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MR66
ログの取得方法
ログ取得をサポートしているデバイスではローカルステータスページ上にある Configuration タブ (スイッチでは Uplink Configuration) 内に “Download support data” が表示されます。
“Download” をクリックすると 15 秒~1 分程度で暗号化された SDB ファイルがダウンロードされます。ダウンロードしたファイルは、メールや、Google ドライブなど様々な手段で送信できます。(ファイル名の形式 : SDB_[mac-address]_[timestamp].dat.)
注: MS390 の場合、他のデバイスと比べて収集するログの数が多いためダウンロード可能になるまでに 6 ~ 9 分ほどかかることがあります。ダウンロードが開始されるまでページのリフレッシュはせずにそのままお待ちください。
“Download”をクリックして、2,3分経ってもファイルがダウンロードーされない場合、一度ページを更新してやりなおしてください。また、ポップアップブロッカーがファイルのダウンロードを妨げている可能性がありますので注意してください。ページを更新してもダウンロードができない場合は、現在表示されているローカルステータスページの URL に下記のパスを加えることで直接アクセスできます。
/configure/device_state_data.cgi
ダウンロードしたログファイルは暗号化されており、Meraki サポートでのみ復号ができ、調査に利用します。