Skip to main content

 

Cisco Meraki Documentation

リモートアクセス - セキュアクライアントの設定

このドキュメントは原文を 2025年06月27日付けで翻訳したものです。
最新の情報は原文をご確認ください。

セキュアクライアント の設定(オプション)

セキュアクライアント の設定では、以下の項目を指定できます:

  • セッションタイムアウトのタイマー設定
  • 起動時の自動接続の有効化
  • 接続切断時の自動再接続の有効化
  • 認証後バナーのカスタマイズ
  • ユーザーによるホスト手動入力の許可
  • RDP ログオン制御のカスタマイズ
  • RDP 用 VPN 接続確立のカスタマイズ

clipboard_e343a1ea3726ec54c99d4099978791a86.png

セッションタイムアウトのタイマー設定

VPN 接続を維持する時間(1~9999 時間)を指定できます。

Session Timeout.png

指定した時間を超えると、以下のエラーメッセージが表示されて VPN 接続が切断されます。再度接続し直して会社のリソースにアクセスしてください。

clipboard_e2d7571ae1324e45af2fdc9966d05437d.png

起動時の自動接続の有効化

セキュアクライアント 起動時にVPN 接続を自動的に確立します。

Auto-connect remote users on start .png

リモートユーザーの自動再接続

接続が切断された場合に、VPN 接続を自動的に再確立します。

Auto-reconnect remote users.png

認証完了後に表示するメッセージ

VPN 認証成功後に表示されるメッセージを任意の文言に変更できます。

Post-authentication-banner.png

ユーザーによるホスト手動入力の許可

ドロップダウンにない VPN アドレスを、ユーザーが直接入力できるようにします。

Manual host input .png

RDP ログオン制御のカスタマイズ

リモートデスクトップ(RDP)セッション中に VPN セッションを確立する方法を制御します。グループポリシーで分割トンネルが設定されている必要があります。認証ユーザーがログオフすると VPN 接続が切断されます。詳細は以下を参照してください:
RDP ログオン制御の詳細

Logon enforcement for RDP - 1.png

  • シングルローカルログオン(既定) – ローカルでは同時に 1 人のみログオン可能。リモートユーザーが既に接続中でも、ローカルユーザーは VPN 接続を確立できます。企業ネットワーク側からのリモートログオンには影響しません。
  • シングルログオン – ローカル+リモート合わせて同時に 1 人のみログオン可能。VPN 確立時に既に複数ユーザーがログオン中だと接続が許可されず、確立後に追加ログオンがあると VPN 接続が切断されます。

Logon enforcement for RDP - 2.png

RDP 用 VPN 接続確立のカスタマイズ

RDP セッションから VPN 接続を確立できるユーザーを制御します。

clipboard_e0d51e07c42ce663e8a464e26085f1441.png

  • ローカルユーザーのみ(既定) – リモートログオン中のユーザーは VPN 接続を確立できません。
  • リモートユーザーを許可 – リモートログオンしたユーザーも VPN 接続を確立可能。ただし、接続ルーティングの設定によって切断されると VPN 接続そのものが切断されます。リモートユーザーは VPN 接続後 90 秒間はログオフしても VPN を維持できます。

VPN establishment for RDP - 2.png

Linux ホスト上の セキュアクライアント は「RDP 用 VPN 接続確立」をサポートしていません。Linux では SSH セッション向けのルールのみ適用されます。詳細は以下を参照してください:
Linux における VPN 設定の詳細

リモート VPN アクセスの展開方法については、こちらを参照してください:リモートアクセスのセットアップ