Meraki サブスクリプションライセンスの概要
概要
Meraki サブスクリプションライセンスは、お客様が Meraki ソリューションを利用および管理するにあたってシンプルかつ柔軟な方法を提供します。このライセンスモデルは、米国、EMEA全域、オーストラリア、新興市場およびカナダで利用可能です。本記事では、サブスクリプションライセンスのコンセプトを紹介し、その主な機能と利点をお伝えします。
柔軟な契約期間
12ヶ月から120ヶ月までのライセンス期間を選択でき、開始日と終了日も自由に決められます。これにより、ネットワークの成長や計画戦略に合わせて、ライセンスを調整することができます。
サブスクリプションの登録
Meraki サブスクリプションライセンスは、各サブスクリプションに対するライセンス登録が一度のみで良いという利点があります。サブスクリプションの更新は自動的に行われ、追加のライセンスキーを登録する必要はありません。サブスクリプションライセンスの登録方法。
現時点では、PDL を使用しているオーガナイゼーションは、サブスクリプションライセンスキーを登録するためにサポートケースを開く必要があります。なお、この変換は永久的であることに注意してください。
サブスクリプションライセンスのSKU
MerakiサブスクリプションライセンスのSKUはハードウェアに依存しません。単一のSKUに複数のデバイスモデルが含まれているため、注文がスムーズに行えるほか、ライセンス変更をすることなくハードウェアのアップグレードを容易になります。
サブスクリプションの変更
Meraki サブスクリプションライセンスには、契約期間中にサブスクリプションを調整できる柔軟性があります。ニーズの変化に合わせて既存のサブスクリプションをシームレスに追加、アップグレード、延長することができます。サブスクリプションの変更
サブスクリプションの更新
Meraki サブスクリプションライセンスは、サブスクリプションを更新する柔軟性も提供します。自動更新と手動更新の2つのオプションから選択できます。 Merakiサブスクリプションの更新
ネットワークとサブスクリプションの紐付け
Merakiサブスクリプションライセンスは、オーガナイゼーション全体ではなく特定のネットワークに関連付けられます。これにより、ダッシュボードオーガナイゼーション内の各ネットワーク内で、各デバイスごとの要件に沿ってライセンスを選択することができます。例えば、同じオーガナイゼーション内でサブスクリプションごとに異なる種類のMXライセンスを紐づけることできます。ただし、1つのネットワークには1つのサブスクリプションのみを紐付けることが可能です。また、同じオーガナイゼーション内で複数のネットワークを同じサブスクリプションに紐付けることもできます。ネットワークをサブスクリプションに紐付ける方法
サブスクリプションライセンスのコンプライアンス
コンプライアンスはオーガナイゼーション全体ではなく、ネットワークやデバイスごとに適用されます。ネットワーク上にライセンス数以上のデバイス数が存在する場合、「コンプライアンス違反」のデバイスのみが影響を受け、他のネットワークは運用を継続します。これにより、デバイスのインベントリ管理に柔軟性を持たせつつ、ライセンスのコンプライアンスを保証します。Merakiサブスクリプションライセンスのコンプライアンス違反
シンプルなライセンス管理、ネットワークベースのライセンシング、デバイスの柔軟性、そしてコンプライアンスの適用を通じて、このライセンスモデルは、お客様に対し、より優れたコントロール性、柔軟性およびスケーラビリティを提供します。Meraki は、包括的で顧客中心のライセンスソリューションを提供することで、お客様のネットワーク運用を効果的に最適化できるよう価値を提供し続けます。